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企画展示

第一回企画 原口典之展

​会期:

2024年3月31日日曜日

2024年6月30日日曜日

協力:

原口典之WORKアーカイブ合同会社

アート格納庫Mの常設作品である《Oil and Water》(2003) と《Untitled FCS》(1990)。その作者である原口典之は2000年代に入り、倉吉に制作拠点をうつしていた時期があります。そのきっかけには倉吉出身のコレクターの存在があり、原口の作品を購入するだけでなく、制作を様々な形で支えました。本展では倉吉に残るコレクターの所蔵作品を展示します。

原口典之 Noriyuki HARAGUCHI (1949-2020)について

神奈川県生まれ。日本大学芸術学部美術科油画専攻在籍中の1966年より作家活動を開始。1977年、約5年に一度ドイツの都市カッセルで開催される国際美術展「ドクメンタ」に招かれる。同展で鉄製の長方形の容れ物に廃油が満たされた《Oil Pool》を発表、代表作として知られる。格納庫Mに展示される《Oil and Water》(2003)は廃油で満たされたプールと水で満たされたプールが対になっており、油と水の物質としての差異が際立つ。《Untitled FCS》(1990)は巨大なH鋼を用いたもので2020年、鳥取県立博物館にて約30年ぶりに公開され反響を呼んだ。

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